"Nice to meet you. I'm..." 自己紹介は、新しい出会いの扉を開く大切な鍵です。
初対面の人と英語で話す時、最初に必要になるのが自己紹介です。しかし、「名前を言うだけで会話が終わってしまう」「家族について聞かれても上手く答えられない」「趣味や仕事について説明できない」といった経験はありませんか?
実は、自己紹介には基本的なパターンがあり、それを覚えておくだけで、初対面の人とも自然に会話を続けることができます。今回は、英語初心者の方が自信を持って自己紹介し、家族についても話せるようになる基本表現を学んでいきましょう。
1. 基本的な自己紹介
まずは名前の伝え方から、段階的に自己紹介を豊かにしていきましょう。
名前を伝える
最もシンプルな自己紹介です。親しみやすい雰囲気で使えます。
より丁寧でフォーマルな自己紹介です。ビジネスシーンなどで適しています。
出身地を伝える
出身国を伝える基本表現です。「Japan」の部分を都市名に変えても使えます。
現在住んでいる場所を伝える表現です。出身地と現在地が違う場合に便利です。
初対面の挨拶
初対面の人への基本的な挨拶です。必ず覚えておきたい表現です。
より丁寧な初対面の挨拶です。フォーマルな場面で使います。
💡 Point
・「I'm」はカジュアル、「My name is」はフォーマル
・出身地と現在地を区別して伝える
・「Nice to meet you」は初対面の必須表現
💬 実践会話例
Hi, I'm Sarah. I'm the new marketing manager.
あなたNice to meet you, Sarah. I'm Yuki from the sales department. Welcome to our team!
新しい同僚Thank you! It's great to be here. Where are you from originally?
2. 仕事や職業について話す
仕事について話すことで、相手との共通点を見つけやすくなります。
職業を伝える
職業を伝える最もシンプルな表現です。「a/an」を忘れないようにしましょう。
「〜として働く」という表現で、より自然な響きになります。
会社や職場について
「work for」は「〜で働く」という意味です。会社名を言いたくない時に便利です。
仕事をしていない時の表現です。「looking for a job」(仕事を探している)を付け加えることもできます。
仕事内容を説明する
具体的な仕事内容を説明する表現です。相手が理解しやすくなります。
「involves」を使って仕事の内容を説明する表現です。
💡 Point
・職業名の前には「a/an」を付ける
・「work for」で会社、「work as」で職種を表現
・具体的な仕事内容を説明すると会話が広がる
💬 実践会話例
What do you do for a living?
あなたI work as a graphic designer for a small company. I mainly design websites and logos.
パーティーの参加者That sounds interesting! How long have you been doing that?
3. 家族構成について話す
家族について話すことで、より親密な関係を築くことができます。
家族の人数
家族の人数を伝える基本表現です。「There are」で始めるのがポイントです。
兄弟姉妹の数を伝える表現です。「sisters」「siblings」(兄弟姉妹)も使えます。
家族の詳細
結婚と子供について同時に伝える表現です。
独身であることを伝える表現です。シンプルで使いやすいフレーズです。
家族の職業や年齢
家族の職業を紹介する表現です。
家族の年齢を伝える表現です。子供の話題は会話が弾みやすいです。
💡 Point
・家族の人数は「There are」で表現
・「married」「single」で婚姻状況を説明
・家族の詳細を少し話すと親近感が生まれる
💬 実践会話例
Do you have any brothers or sisters?
あなたYes, I have one older sister. She's married and lives in Osaka. How about you?
友人I'm an only child, but I have a big extended family!
4. 趣味や興味について簡単に話す
趣味を話すことで、共通の話題を見つけやすくなります。
基本的な趣味の表現
最もシンプルな趣味の表現です。「like + 動詞ing」の形を覚えましょう。
「hobby」を使った表現です。分かりやすく伝わります。
頻度を加える
趣味の頻度を加えることで、より具体的な情報を伝えられます。
「enjoy」を使った表現で、「楽しむ」という気持ちが伝わります。
好きな理由を簡単に
「because」を使って理由を付け加えると、会話が発展しやすくなります。
💡 Point
・「like + 動詞ing」が最も使いやすい
・頻度を加えて具体的に
・理由を簡単に述べると会話が続く
💬 実践会話例
What do you like to do in your free time?
あなたI like reading books and watching movies. I especially enjoy mysteries. How about you?
新しい友人I love movies too! What's your favorite movie?
5. 会話を発展させるコツ
自己紹介の後、会話を自然に続けるためのコツを学びましょう。
相手に質問を返す
自分のことを話した後、相手に同じ質問を返す表現です。会話のキャッチボールに必須です。
「How about you?」と同じ意味で、バリエーションとして使えます。
共通点を見つける
共通点を見つけた時の反応です。親近感が生まれます。
相手の話に興味を示す表現です。会話が続きやすくなります。
より詳しく聞く
相手の話をもっと聞きたい時の表現です。
趣味や仕事の経験年数を聞く表現です。
💡 Point
・必ず「How about you?」で質問を返す
・共通点があれば「Me too!」で反応
・興味があることは詳しく聞く
💬 実践会話例
I work in IT and I have two kids. How about you?
新しい知り合いOh, me too! I also work in IT. I'm a software developer. What do you do in IT?
あなたThat's interesting! I'm in technical support. How long have you been a developer?
まとめ
自己紹介と家族について話せるようになることで、英語での人間関係の基礎が築けます。
覚えておきたいポイント:
- 名前・出身地・職業の基本3点セット
- 家族構成は「There are」で人数から
- 趣味は「like + 動詞ing」で簡単に
- 必ず「How about you?」で相手に聞き返す
- 共通点を見つけて会話を発展させる
今日からできるアクション
- 自分の基本情報(名前・出身・職業)を英語で言えるようにする
- 家族構成を3文で説明する練習をする
- 趣味を2つ、理由付きで話せるようにする
- 「How about you?」を会話で必ず使う
- 初対面の人との会話を想定して練習する
自己紹介は英語コミュニケーションの第一歩です。これらの表現を使って、新しい出会いを楽しんでください。最初は緊張するかもしれませんが、笑顔と基本表現があれば、必ず良い関係が築けます。